豐臣氏時代丙篇刊行に就て
今茲《いまこゝ》に豐臣氏時代丙篇《とよとみしじだいへいへん》を、江湖《かうこ》に提供《ていきよう》するは、著者《ちよしや》の愉快《ゆくわい》とする所《ところ》。本册《ほんさつ》は...
続きを読む第一章 秀吉の平和的施設
[#5字下げ][#中見出し]【一】分水嶺を踰ゆ[#中見出し終わり]既記《きき》の如《ごと》く、天正《てんしやう》十六|年《ねん》四|月《ぐわつ》十四|日《か》、後陽成天皇《ごやう...
続きを読む第二章 關東と東北
[#5字下げ][#中見出し]【八】關東東北の形勢[#中見出し終わり]吾人《ごじん》は此《こ》れより秀吉《ひでよし》の關東《くわんとう》、及《およ》び東北統《とうほくとう》一の顛末...
続きを読む第三章 豐臣北條の外交關係
[#5字下げ][#中見出し]【一四】豐臣北條交渉の開始[#中見出し終わり]日本《にほん》は細長《ほそなが》き國《くに》にて、關西《くわんさい》と關東《くわんとう》とは、自《おのづ...
続きを読む第四章 豐臣北條の戰鬪準備
[#5字下げ][#中見出し]【一九】双方の戰鬪準備[#中見出し終わり]秀吉《ひでよし》の炯眼《けいがん》なる、北條《ほうでう》父子《ふし》が、到底《たうてい》平和手段《へいわしゆ...
続きを読む第五章 兩軍の戰鬪開始
[#5字下げ][#中見出し]【二六】秀吉最初の軍配[#中見出し終わり]三|月《ぐわつ》二十八|日《にち》、秀吉《ひでよし》は諸將《しよしやう》を率《ひき》ゐて沼津《ぬまづ》を發《...
続きを読む第六章 關東諸城の陷落
[#5字下げ][#中見出し]【三三】關東に於ける支隊の運動[#中見出し終わり]曩《さ》きに山中城《やまなかじやう》の援將《ゑんしやう》として、同城《どうじやう》の陷落《かんらく》...
続きを読む第七章 小田原城攻守の中期
[#5字下げ][#中見出し]【四〇】持久的攻守[#中見出し終わり]話《はなし》は再《ふたゝ》び小田原城《をだはらじやう》包圍《はうゐ》に返《かへ》る。扨《さて》も秀吉《ひでよし》...
続きを読む第八章 伊達政宗の態度
[#5字下げ][#中見出し]【四四】伊達政宗の兵略と外交[#中見出し終わり]姑《しば》らく小田原城《をだはらじやう》より、眼《まなこ》を東北方面《とうほくはうめん》に轉《てん》ぜ...
続きを読む第九章 小田原城攻守の終局
[#5字下げ][#中見出し]【五〇】松田憲秀の内應[#中見出し終わり]話頭《わとう》は再《ふたゝ》び小田原城《をだはらじやう》の攻守《こうしゆ》に返《かへ》る。如何《いか》なる場...
続きを読む第十章 北條早雲と北條氏の政治
[#5字下げ][#中見出し]【五五】北條早雲(一)[#「(一)」は縦中横][#中見出し終わり]北條氏《ほうでうし》の亡滅《ばうめつ》は、不思議《ふしぎ》でない、不思議《ふしぎ》な...
続きを読む第十一章 秀吉家康を關東に移封す
[#5字下げ][#中見出し]【五八】徳川氏の移封(一)[#「(一)」は縦中横][#中見出し終わり]北條氏《ほうでうし》亡滅後《ばうめつご》の大事件《だいじけん》は、徳川氏《とくが...
続きを読む第十二章 論功行賞
[#5字下げ][#中見出し]【六三】秀吉の賞罰(一)[#「(一)」は縦中横][#中見出し終わり]秀吉《ひでよし》は小田原《をだはら》落城《らくじやう》と同時《どうじ》に、論功行賞...
続きを読む第十三章 秀吉の東北巡回
[#5字下げ][#中見出し]【六五】秀吉會津に向ふ[#中見出し終わり]小田原城《をだはらじやう》既《すで》に落《お》つ、東北《とうほく》の平定《へいてい》は、山上《さんじやう》よ...
続きを読む第十四章 東北の騷擾
[#5字下げ][#中見出し]【七〇】東北の一揆[#中見出し終わり]秀吉《ひでよし》の凱旋《がいせん》間《ま》もなく、奧羽《あうう》には一|揆《き》蜂起《ほうき》した。その理由《り...
続きを読む第十五章 東北平定
[#5字下げ][#中見出し]【七五】伊達正宗の上洛(一)[#「(一)」は縦中横][#中見出し終わり]秀吉《ひでよし》は奧州《あうしう》に於《お》ける一|揆《き》の蜂起《ほうき》を...
続きを読む第十六章 秀長鶴松の病死及利休賜死
[#5字下げ][#中見出し]【八〇】豐臣秀長の死[#中見出し終わり]此際《このさい》秀吉《ひでよし》に取《と》りての一|大打撃《だいだげき》は、其《そ》の異父弟《いふてい》大和大...
続きを読む第十七章 退去令後耶蘇教の形勢
[#5字下げ][#中見出し]【八五】退去令發布後の耶蘇教[#中見出し終わり]吾人《ごじん》は今少《いますこ》しく秀吉《ひでよし》の九|州《しう》に於《お》ける、耶蘇教師退去令《や...
続きを読む第十八章 遣歐使節
[#5字下げ][#中見出し]【八八】遣歐使の一行[#中見出し終わり]師父《しふ》ワリニヤーニ[#「ワリニヤーニ」に傍線]は、臥亞《ゴア》に在《あ》つて教務《けうむ》に從事《じゆう...
続きを読む第十九章 印度總督使節來朝
[#5字下げ][#中見出し]【九三】印度總督使節秀吉に謁見す(一)[#「(一)」は縦中横][#中見出し終わり]ワリニヤーニ[#「ワリニヤーニ」に傍線等]等《ら》の室津《むろつ》に...
続きを読む第二十章 檢地と讓職
[#5字下げ][#中見出し]【九八】秀吉の全國檢地[#中見出し終わり]秀吉《ひでよし》の平和的事業中《へいわてきじげふちゆう》にて、其《そ》の後世《こうせい》に及《およ》ぼす効果...
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