豐臣氏時代を刊行するに就て
桃山時代《もゝやまじだい》は、安土時代《あづちじだい》の繼續《けいぞく》である、延長《えんちやう》である、發展《はつてん》である。されど兩時代《りやうじだい》は、薄紙一重《うすが...
続きを読む第一章 秀吉の素生
[#5字下げ][#中見出し]【一】時代の寵兒寵兒の時代[#中見出し終わり]大正《たいしやう》八|年《ねん》一|月《ぐわつ》一|日《にち》、初日《はつひ》の出《で》に向《むか》つて...
続きを読む第二章 秀吉の出身
[#5字下げ][#中見出し]【四】青年時代の秀吉[#中見出し終わり]秀吉《ひでよし》は、何故《なにゆゑ》に松下氏《まつしたし》を去《さ》つた乎《か》。此《こ》れにも種々《しゆ/″...
続きを読む第三章 毛利氏との講和
[#5字下げ][#中見出し]【八】高松城の陷落[#中見出し終わり]此《こ》れからが、眞《しん》に豐臣氏時代《とよとみしじだい》ぢや。時《とき》は天正《てんしやう》十|年《ねん》五...
続きを読む第四章 光秀對秀吉
[#5字下げ][#中見出し]【一三】當惑の光秀[#中見出し終わり]本能寺《ほんのうじ》の變《へん》は、織田氏《おだし》の一|門《もん》、及《およ》び諸將士《しよしやうし》に取《と...
続きを読む第五章 山崎合戰の顛末
[#5字下げ][#中見出し]【一八】山崎合戰(一)[#「(一)」は縦中横][#中見出し終わり]討伐軍《たうばつぐん》は、秀吉《ひでよし》指揮《しき》の下《もと》に、十二|日《にち...
続きを読む第六章 清洲會議の前後
[#5字下げ][#中見出し]【二三】織田氏の諸將[#中見出し終わり]扨《さて》も柴田《しばた》、瀧川《たきがは》の諸將《しよしやう》は奈何《いかん》。柴田《しばた》は即今《そくこ...
続きを読む第七章 秀吉黨對勝家黨の決鬪
[#5字下げ][#中見出し]【三〇】秀吉と信孝[#中見出し終わり]天正《てんしやう》十|年《ねん》の秋冬《しうとう》の交《かう》には、信長《のぶなが》の跡目《あとめ》は、自《おの...
続きを読む第八章 柳ヶ瀬役
[#5字下げ][#中見出し]【三五】兩軍の對抗[#中見出し終わり]柴田勢《しばたぜい》と、秀吉勢《ひでよしぜい》とは、柳瀬附近《やながせふきん》に於《おい》て、互《たが》ひに嶮岨...
続きを読む第九章 秀吉と利家との關係
[#5字下げ][#中見出し]【四三】秀吉と利家(一)[#「(一)」は縦中横][#中見出し終わり]前田利家《まへだとしいへ》は、退却《たいきやく》の際《さい》には、秀吉軍《ひでよし...
続きを読む第十章 秀吉勝家決鬪の落著
[#5字下げ][#中見出し]【四六】北莊の陷落(一)[#「(一)」は縦中横][#中見出し終わり]秀吉《ひでよし》は二十二|日《にち》(天正十一年四月)[#「(天正十一年四月)」は...
続きを読む第十一章 小牧役の端緒
[#5字下げ][#中見出し]【五三】小牧役の緒論[#中見出し終わり]秀吉《ひでよし》の一|生《しやう》に於《おい》て、其《そ》の主君《しゆくん》たりし信長以外《のぶながいぐわい》...
続きを読む第十二章 兩軍の對抗
[#5字下げ][#中見出し]【五七】外交的掛引[#中見出し終わり]信雄《のぶを》の黒幕《くろまく》には、家康《いへやす》があつた。されば此《こ》の聨合軍《れんがふぐん》の、外交的...
続きを読む第十三章 兩軍戰鬪の發端
[#5字下げ][#中見出し]【六一】戰爭の開始[#中見出し終わり]戰爭《せんさう》は先《ま》づ伊勢《いせ》、及《およ》び尾張《をはり》の西南部方面《せいなんぶはうめん》より開始《...
続きを読む第十四章 長久手戰爭の顛末
[#5字下げ][#中見出し]【六六】岩崎城陷る[#中見出し終わり]所謂《いはゆ》る間道《かんだう》より、家康《いへやす》の出殼《でがら》たる參河《みかは》を襲《おそ》ふの策《さく...
続きを読む第十五章 兩軍の得失
[#5字下げ][#中見出し]【七四】兩軍對峙[#中見出し終わり]長久手戰爭以來《ながくてせんさういらい》、秀吉《ひでよし》對《たい》家康《いへやす》の對抗《たいかう》は、全《まつ...
続きを読む第十六章 局面一變
[#5字下げ][#中見出し]【七八】兩軍戰鬪に倦む[#中見出し終わり]秀吉《ひでよし》は恐《おそ》らくは、自《みづ》から見《み》ること重《おも》きに過《す》ぎ、家康《いへやす》を...
続きを読む第十七章 北陸に於ける戰局
[#5字下げ][#中見出し]【八一】北陸方面[#中見出し終わり]秀吉《ひでよし》は信雄《のぶを》と講和《かうわ》し、信雄《のぶを》に由《よ》りて、家康《いへやす》と講和《かうわ》...
続きを読む第十八章 南海四國北陸の平定
[#5字下げ][#中見出し]【八四】紀州平定[#中見出し終わり]秀吉《ひでよし》は油斷《ゆだん》なく、拔目《ぬけめ》なく、其《そ》の時間《じかん》を利用《りよう》した。彼《かれ》...
続きを読む第十九章 朝臣としての秀吉
[#5字下げ][#中見出し]【九二】秀吉の官位昇進(一)[#「(一)」は縦中横][#中見出し終わり]朝廷《てうてい》に對《たい》する態度《たいど》に就《つい》ては、秀吉《ひでよし...
続きを読む第二十章 秀吉家康の暗鬪
[#5字下げ][#中見出し]【九六】徳川と眞田(一)[#「(一)」は縦中横][#中見出し終わり]天正《てんしやう》十二|年《ねん》十一|月《ぐわつ》、秀吉《ひでよし》の信雄《のぶ...
続きを読む運命と人
予《よ》は今《いま》にして愈《いよい》よ人間《にんげん》の無力《むりよく》なるを感《かん》ず。如何《いか》に先見《せんけん》の明《めい》に誇《ほこ》るも、寸前《すんぜん》は暗黒《...
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